💰 ② 投資の種類と特徴(4/6)

投資の実践

💰 積立NISA・iDeCoとは?初心者でもできる“税金がおトク”な資産運用の始め方

1️⃣ 積立NISA・iDeCoは「国が応援する投資制度」

「投資はなんだか怖い…」という人にこそ知ってほしいのが、
**積立NISA(つみたてニーサ)iDeCo(イデコ)**です。

どちらも、国が「将来に備える人」を税金面でサポートする制度
つまり、「節税しながらお金を増やせる」しくみなんです。


2️⃣ 積立NISAとは? ― 少額から“コツコツ”資産を育てる制度

積立NISAは、長期・分散・積立投資を支援するために作られた制度です。
投資信託などを毎月少しずつ購入して、運用益が非課税になります。

✅ 積立NISAの基本情報(2024年新NISA制度対応)

項目内容
対象年齢18歳以上
投資できる金額年間最大120万円(非課税枠)
非課税期間無期限(以前の制度では20年)
投資対象国が認めた投資信託など(安定的な商品)
メリット運用益・分配金に税金がかからない(通常20%)

💡 たとえば…
毎月1万円を20年間積み立てて、年利3%で運用すると、
元本240万円 → 約325万円に。
しかも、その利益約85万円に税金がかからない!


3️⃣ iDeCoとは? ― 「年金」を自分でつくる個人型確定拠出年金

iDeCo(個人型確定拠出年金)は、自分でつくる年金制度です。
老後の資産づくりを目的としており、掛金を運用して60歳以降に受け取ります。

✅ iDeCoの基本情報

項目内容
対象年齢20〜60歳未満(職業によって異なる)
掛金上限月額5,000円〜最大68,000円(職業による)
税制優遇掛金が全額所得控除/運用益も非課税/受け取り時も控除あり
受け取り時期原則60歳以降

💡 つまり、
「積立NISA」はいつでも引き出せる
「iDeCo」は60歳まで引き出せない代わりに、節税メリットが大きい


4️⃣ 積立NISAとiDeCoの違いを比較!

比較項目積立NISAiDeCo
目的資産形成老後資金の準備
税制優遇運用益が非課税掛金・運用益・受取すべてで節税
引き出しいつでもOK60歳まで原則不可
投資金額上限年120万円月5,000円〜68,000円
向いている人気軽に投資を始めたい人将来の年金を増やしたい人

5️⃣ 積立NISA・iDeCoを始める前に準備すること

投資初心者でも大丈夫。以下の3ステップでOKです。

STEP1. 口座を開設する

金融機関(銀行・証券会社・ネット証券)で専用口座を開設します。
👉 初心者に人気:SBI証券、楽天証券、マネックス証券など。

STEP2. 投資商品を選ぶ

積立NISAでは「インデックス型投資信託」がおすすめ。
iDeCoも同様に、長期運用に向いた投資信託を選びましょう。

STEP3. 毎月自動で積み立てる

一度設定すれば、あとは自動で積立・運用されます。
“ほったらかし投資”でOKです。


6️⃣ 積立NISA・iDeCoの組み合わせ活用術

実は、この2つは併用可能です。
たとえば――

💡 例)毎月3万円の投資計画

  • 積立NISA:2万円(中期〜長期の資産づくり)
  • iDeCo:1万円(老後の年金対策)

これなら、今も将来もバランスよくお金を育てることができます。


7️⃣ まとめ:「国の優遇制度」を味方にしてコツコツ資産づくり!

積立NISAとiDeCoは、投資初心者にとって最強の味方です。

あなたの目的おすすめ制度
すぐに引き出せる貯蓄代わりにしたい積立NISA
老後資金を税制優遇で積み立てたいiDeCo
両方やって将来に備えたい積立NISA+iDeCo併用

投資に「タイミング」は関係ありません。
始めた瞬間から、あなたのお金は“未来の味方”になります。


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