手数料・税金の基本知識
投資を始めるうえで、意外と見落とされがちなのが 手数料 と 税金。
どれだけ良い商品を選んでも、利益を削ってしまうコストが大きいと、資産は思ったほど増えません。
このページでは「最低限これだけ知っていればOK」というポイントに絞って解説します。
✔ 手数料の基本を理解しよう
① 取引手数料(売買手数料)
株式やETFを買ったり売ったりするときにかかる手数料です。
- ネット証券はほぼ無料化(0円) が進んでいる
- 一部は「1約定ごと」「1日定額」などプランがある
- 米国株は「買い付け無料」で「売却時に手数料あり」など証券会社ごとに差がある
👉 短期売買を繰り返すほどコストが増えるため、初心者は少額での積立や長期向き。
② 信託報酬(投資信託の運用コスト)
投資信託を持っている間ずっとかかる「保有コスト」です。
- 年率0.05%〜1.5%ほど
- インデックスファンドは激安(0.05%前後が主流)
- アクティブファンドは高め(1%超も多い)
👉 長期間持つほど影響が大きいので、信託報酬は最重要ポイント。
③ 為替手数料(米国株・海外ETF)
円 → ドルへ交換するときにかかるコスト。
- 1ドルあたり 0.2〜0.25円 程度
- 証券会社やキャンペーンで「実質無料」も増えている
👉 米国株の積立をする人は「為替手数料無料の証券会社」を選ぶと有利。
④ その他のコスト
- ETFの管理費用(経費率)
- 特定口座年間管理料(現在はほぼ無料)
✔ 投資の税金を理解しよう
① 利益にかかる税金(課税口座)
一般的な口座(特定口座)の場合、利益には
一律20.315%の税金 がかかります。
- 売却益(安く買って高く売った利益)
- 配当金
- 投資信託の分配金
👉 年間で利益が20万円以下でも、給与所得者は税金が発生するので注意。
② NISAなら利益が非課税
- つみたてNISA・新NISAでは、運用益・売却益・配当金がすべて非課税
- しかも非課税期間は無期限(新NISA)
👉 初心者は必ず NISAを優先して投資 するのがおすすめ。
③ 損失が出た場合(損益通算・繰越控除)
投資で損をした場合、税金面で有利になる制度があります。
● 損益通算
利益と損失を相殺できる。
例)
株で+10万円、投信で−8万円 → 課税対象は +2万円のみ
● 繰越控除(3年間)
その年に相殺しきれなかった損失は、3年間持ち越せる。
👉 長期で見ると、損失も「節税に使える資産」になる。
✔ 結論:初心者が絶対に押さえるべきポイント
⭐ まずはこれだけ理解すればOK
- 手数料の安い証券会社を選ぶ
- 投資信託は信託報酬0.1%以下を中心に選ぶ
- NISAを優先し、利益を非課税で育てる
- 利益には約20%の税金がかかる
- 損した年は損益通算や繰越控除で税金を抑えられる
✔ 初心者向けのシンプルなイメージ
- 手数料:知らないうちに資産を削る“見えないコスト”
- 税金:増えた資産にかかる“ルール”
- NISA:税金ゼロで育てられる“特別枠”


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